こんにちは！広報のふくろうです。
9/27（日）、近隣の立川トーストマスターズクラブ、府中トーストマスターズクラブとの合同でオンライン例会を開催しました。
朝の10時開始といういつもより早い時間帯での開催でしたが、3クラブ以外のゲストを含め40名超という大勢の参加者が集まりました。
今日の言葉（例会中に使うことが奨励される言葉）は『兀兀』
コツコツと読みます（パイパイではありません）。
兀という字は「高くそびえるさま」を表していて、小さな積み重ねが「高くそびえる」くらい大きなものを生む、という成り立ちがあるそうです。
前半はいつもの通り準備スピーチと論評のセクションです。
一人目のスピーカーは立川クラブのＴＪさん。
タイトルは『三角関係』。
冒頭いきなり「Ｋさんが好きだったけど振り向いてもらえず、全然好きじゃないＳさんに付きまとわれ、私悩んでました」とハラハラさせる独白から始まりました。
なんだろうと思って聴いていると「Ｋさんは筋肉」で「Ｓさんは脂肪」とネタばらし。
このような三角関係に悩み、少しでも健康寿命を延ばすため、運動の三角関係（筋トレ、有酸素運動、ストレッチ）、食事における三角関係（食物繊維、炭水化物、タンパク質）の関係改善に兀兀（コツコツ）と取り組みたいという決意表明でした。
二番目のスピーカーは府中クラブのＴＧさん。
タイトルは『私のメンター』。
トーストマスターズでは入会すると、先輩会員がメンターに付き、いろいろと寄り添ってくれます。今回はそのときの話。
初めてのスピーチをするときや、クラブ役員を務める際に感じていた不安を、メンターが取りのぞいてくれて、さまざまな経験ができた。
ほんとはちょっとやりたい気持ちがあったけど、自信がなくて尻込みしていたら、粘り強く何度も背中を押してくれてなんとか踏み出すことができたというエピソードが印象的。
やれることを兀兀（コツコツ）とやれば良いのだと気づき前向きになれたというスピーチでした。
三番目のスピーカーは所沢クラブのベイスターズさん。
タイトル『握手』
一度所沢の例会で行ったスピーチをオンライン用に仕立て直しての披露。
握手に関するエピソードのあと、会場でのスピーチ時は「極薄手袋をはめて実際に握手する」という着地に持っていったクライマックスを、今度は「自分の右手と左手で握手する」という方法で着地させました。
締めに「いつの日か新型コロナを克服できたら実際に握手がしたい。そのときまで兀兀（コツコツ）と活動を続けましょう！」と力強く結ばれました。
それぞれのスピーカーへ、担当論評者が各々良かった点を拾い上げ、最後に「こうすればもっと良くなる」提案を添え、スピーカーの成長の手助けをしたところで前半終了です。
休憩をはさんで、後半は英語落語家・喜餅さんによる『オンラインスピーチデリバリー術』のワークショップです。
落語の特性である「座布団に座って、限られたスペースで表現する」点が、オンライン時の「基本座った状態で、限られたスペースで話をする」ことに活かせるはずという発想にまず「ヤラレタ！」と思いました。
何かと何かはつながっている（から活かせる）というシナプス的発想は、トーストマスターズという訓練の場（何らかの本番で活かすための場所）で学んでいる私たちにとって、非常に大切な考え方だと感じます。
まずは顔面ストレッチ。
①顔面のあらゆるパーツを顔の外側に散らせるイメージで解放させ10秒間キープ。
②今度は顔面のあらゆるパーツを顔の中央に寄せるイメージで10秒間キープ。
これを毎日お風呂上がりにするだけで表情が豊かになるそうです。スピーカーとしてと聞き手としても、オンラインだと特に、表情の豊かさは大事になってきます。
その後具体的な手法——顔の方向、目の方向、手の方向を工夫したら、オンラインでも伝わりやすいスピーチができるというお話へと続きました。
最後に各クラブ１名ずつショートショート落語に挑戦。
我が所沢クラブからはチーカマさんが参戦。思いっきり感情を入れた落語を披露し、講師の喜餅さんから絶賛を受けました！
「振りきることでキャラ立ちする」勉強になります。
今回の最優秀賞受賞者は
準備スピーチの部……ベイスターズさん！（所沢クラブ）
論評の部……ＴＲさん（府中クラブ）
おめでとうございます！！
実行委員の皆さんも、オンラインで何度もミーティングを重ねるなど兀兀（コツコツ）と周到なご準備ありがとうございました！！
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