リーダーとしての、情報伝達、情報共有についてお伝えいしたいと思います。
今回は「リーダー」としておりますが、もちろんリーダーではない方にも重要なことです。
まず、リーダーとして間違った情報の伝え方ですが、
「自分が知っていることを伝える」
「自分の理解の仕方で伝える」
このように伝えるのは間違っております。
なぜなら、相手が分かるとは限らないからです。
人は皆、「情報の解釈の仕方」に違いがあります。
自分流に情報を伝えても、相手の解釈によるミスコミュニケーションが発生します。
では、何をどう伝えるのが正しいか、ですが、
★「相手が知らないことを、相手が理解できるように伝える」
のが正しい伝え方です。
これは、リーダーとしては最低限出来なければなりません。
- 相手のことを考えない・・・
皆さんの会社の上司の説明は、分かりやすいですか?
分かりにくいですよね(笑)。
殆どの人は、自分のことしか考えていないのです。
相手のことまで考えるのはめんどくさい、という方もいらっしゃると思いますが、
情報を受け取る側として考えると、「そう言って貰えると分かりやすい、間違え
ない」となりますね。
相手のことを考えようとする誘引は何があるでしょうか?
いや、それを考えるよりも、
なぜ相手を考えないのか?を考えた方が、問題の本質に近づけるかもしれませんね。
私が考えるに、先ほど書きましたように「自分のことしか考えていないから」だと思います。
では、なぜ自分のことしか考えないのか?
・単純に、相手に情報をわかりやすく伝えても、自分にメリットが無い。
・相手に情報をわかりやすく伝えることによって、相手が自分よりもうまく出来ることを、快く思えない。
人間の本能的な部分から考えると、ライバルを増やしたくない、という気持ちは出てしまうのでしょう・・・。
相手にわかりやすく情報を伝えても、賞賛も無ければ良い評価も無い・・・。
これでは自分のことしか考えなくなりますね。
以前にも書きましたが、リーダーが率先して、良くできた人を賞賛するシステムを構築し、組織文化に定着させていく必要があります。
やっても、やらなくても、何も賞賛もされない・・。
これでは、組織は自然と「なにもしない、なにも伝えない」文化になっていきます。
「大人なんだから、言わなくても分かるでしょ?」
これを言い出すような人が組織に現れてきたら、その組織は末期です。
- 私のストレス
それでも、私は「相手にわかりやすく情報を伝える」ことはしようと思います。
ですが、私のこの考え方も、私がストレスを生む原因となっていることは否めません・・。
相手が私に、私にとって分かりにくい伝え方をしていて、
私は相手に、相手にとって分かりやすい伝え方をしている・・。
単純に考えると、相手が失敗する確率が低くなり、私が失敗する確率は低くはならない。
私はお人よしなのでしょうか(笑)?
リーダーは常に、相手の視点で情報を伝えられなければなりません。
それをやりたくないのであれば、リーダーになってはいけません。
相手の視点で情報伝達をしっかりやれば、
言ってなかった、聞いていなかった、知らなかった・・・。
こんなレベルの低い問題が無くなります。
一人ひとりの情報伝達がしっかりできていると、組織全体の質がグッと上がります!
以上のことは、リーダーシップマニュアルの#10「チームビルディング」から考えたものです。