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リーダーとしての情報の伝え方

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リーダーとしての、情報伝達、情報共有についてお伝えいしたいと思います。

 

今回は「リーダー」としておりますが、もちろんリーダーではない方にも重要なことです。

 

まず、リーダーとして間違った情報の伝え方ですが、

 

「自分が知っていることを伝える」

「自分の理解の仕方で伝える」

このように伝えるのは間違っております。

なぜなら、相手が分かるとは限らないからです。

 

人は皆、「情報の解釈の仕方」に違いがあります。

自分流に情報を伝えても、相手の解釈によるミスコミュニケーションが発生します。

 

では、何をどう伝えるのが正しいか、ですが、

「相手が知らないことを、相手が理解できるように伝える」

のが正しい伝え方です。

 

これは、リーダーとしては最低限出来なければなりません。

 

  • 相手のことを考えない・・・

皆さんの会社の上司の説明は、分かりやすいですか?

分かりにくいですよね(笑)。

殆どの人は、自分のことしか考えていないのです。

 

相手のことまで考えるのはめんどくさい、という方もいらっしゃると思いますが、

情報を受け取る側として考えると、「そう言って貰えると分かりやすい、間違え

ない」となりますね。

 

相手のことを考えようとする誘引は何があるでしょうか?

いや、それを考えるよりも、

なぜ相手を考えないのか?を考えた方が、問題の本質に近づけるかもしれませんね。

 

私が考えるに、先ほど書きましたように「自分のことしか考えていないから」だと思います。

では、なぜ自分のことしか考えないのか?

・単純に、相手に情報をわかりやすく伝えても、自分にメリットが無い。

・相手に情報をわかりやすく伝えることによって、相手が自分よりもうまく出来ることを、快く思えない。

 

人間の本能的な部分から考えると、ライバルを増やしたくない、という気持ちは出てしまうのでしょう・・・。

 

相手にわかりやすく情報を伝えても、賞賛も無ければ良い評価も無い・・・。

これでは自分のことしか考えなくなりますね。

 

以前にも書きましたが、リーダーが率先して、良くできた人を賞賛するシステムを構築し、組織文化に定着させていく必要があります。

やっても、やらなくても、何も賞賛もされない・・。

これでは、組織は自然と「なにもしない、なにも伝えない」文化になっていきます。

 

「大人なんだから、言わなくても分かるでしょ?」

これを言い出すような人が組織に現れてきたら、その組織は末期です。

 

 

  • 私のストレス

それでも、私は「相手にわかりやすく情報を伝える」ことはしようと思います。

ですが、私のこの考え方も、私がストレスを生む原因となっていることは否めません・・。

 

相手が私に、私にとって分かりにくい伝え方をしていて、

私は相手に、相手にとって分かりやすい伝え方をしている・・。

単純に考えると、相手が失敗する確率が低くなり、私が失敗する確率は低くはならない。

私はお人よしなのでしょうか(笑)?

 

 

リーダーは常に、相手の視点で情報を伝えられなければなりません。

それをやりたくないのであれば、リーダーになってはいけません。

 

相手の視点で情報伝達をしっかりやれば、

言ってなかった、聞いていなかった、知らなかった・・・。

こんなレベルの低い問題が無くなります。

 

一人ひとりの情報伝達がしっかりできていると、組織全体の質がグッと上がります!

 

以上のことは、リーダーシップマニュアルの#10「チームビルディング」から考えたものです。

 

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