クラブ記録 スピーチのヒント

傾聴ができない原因

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傾聴ができない原因として「思考プロセスの問題」があると思います。
あと、私が過去に経験したことですが「自分にとって気になる言葉に引っかかってしまうこと」もあると思います。

●思考プロセスの問題●

◆傾聴ができていない場合の情報処理
1・目や耳から情報がインプットされる
2・インプットされた情報と、その情報から呼び出される「感情」を結びつける
これにより、
3・情報と感情の区別ができなくなる
その結果、
4・脳は感情に支配され、情報を独自解釈してしまう(感情により、情報を正しく解釈できない)
★このままアウトプットしてしまうと、建設的な意思疎通になりにくい。

◆正しい聴き方の情報処理
1・目や耳から情報がインプットされる
2・インプットされた情報を、正しく解釈する。
(この時、感情は介在していない。独自解釈していない)
3・正しく解釈したことを元に、話し手の行動や言動を理解する。
(この時、感情は介在していない)
4・話し手には、理解や共感できたことを冷静に伝えられる。
★正しく解釈してからのアウトプットだと、齟齬が少なく、建設的な意思疎通になる。

●脳の機能●
脳は、入ってきた情報を、感情と結びつけるようにしております。
それは、単なる脳の機能、本能です。
脳が勝手にそうしてしまうのです。「自分の性格に問題があるから」では無いのです。
人間が生きていくうえで必要な原始脳の機能は、私たち人間が自己成長していくうえで、大概が「邪魔」になりなり、大概が「間違った方向」に向かわせます。

●正しく解釈する方法●
それでは、どうすれば情報を感情的にならずに、正しく解釈できるようになるのか?
皆さんが持っているリーダーシップマニュアルの#2「批判思考」のページを学ぶことです。
考えなくても無意識にできるぐらいに読み込み、例会で訓練するのです。
私たちトーストマスター会員は、すでに「良き聴き手、良きリーダー」になるための情報や手段、実地で訓練できる場を手に入れているのです。

●自分にとって気になる言葉に引っかかってしまう●
私が10年位前に入会したクラブでの出来事です。

私はスピーチをしました。
例会後にいただいたコメントシートは「私もそう思う!」というコメントが殆どで、うまく言いたいことが伝わって良かったなと思っておりました。さらにコメントシートをめくっていくと「あなたの言っていることは間違っています。ひどいです!」といったものが、たった1枚だけありました。

その時の私のスピーチの内容を簡単に書きますと、
・私は「A」は良くないと思う。「B」にしていくべきだ。
という内容で、コメントを書いていただいた皆さんには「B」に同感していただいた、ということです。

そして、たった一人「あなたは間違っています」と書いた人のコメントシートをもっと読んでいくと・・・、
・私は、あなたが「A」の方を良いというのは間違っていると思います。酷いです。
という事が書かれておりました。私はそれを読んで、「は??・・・」。

それからも、そのコメントを書いた年配の女性と、例会後のお茶会などで意思疎通を取っていきましたが、あることに気づきました。

その年配の女性は、人の話を聞くとき、自分が気になっている言葉がインプットされた瞬間、感情的になってしまい、それから冷静に情報処理をできなくなってしまう傾向が顕著に見られました。
感情的になった瞬間、その時の「情報と人」に、勝手にネガティブなイメージを付けてしまうのです。脳の自動思考が働いている典型です。

実はこれ、年配の方に大変多く、人間関係が狭くて固定化されているところで長く生活されてきた方によくあるのです。これでは、不適切な行動や言動があっても、それを誰からも指摘されることがないまま生きてきてしまうのです。
結局この例も、前述の思考プロセスの問題であると言えます。

次回は「リーダーとしての能力が一発でわかる問い」です!

 

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