第312回例会が9/4に開催されました。今回は来場人数が多く、会場の机や椅子も満席です。
冒頭、KA会長より「10/30に論評ワークショップがあるので、次回の例会前(9/17)までに、コンテスタントとして出たい人は名乗り出て頂きたい」とのご案内がありました。
続いて、今日のトーストマスターはFKさん。
「先日、富山県を旅行して、46都道府県を制覇しました。途中、高山に寄ったら、F藤尾氏の出身地で、F藤尾氏は亡くなっても、観光名所に関係するなど地域に貢献しているんですね。ゲストハウスに泊まった際も、地域の雑誌があるなど、地域を盛り上げる工夫が見られ、感銘を受けました」とのスピーチで始まりました。
各役割の説明で、WSさんより、今日の言葉は「おもむろ(除)に」、意味は「徐々に、ゆっくりに」。この後、役割紹介やスピーチ等で引用されました。
役割説明に続いて
NNさんにより「初めて論評をする人」を対象とした「論評ワークショップ」が開催されました。「論評の心構えは『自分のことは棚に上げよう!』です」とワークショップが始まりました。
NNさんからの「初めて論評をした時はどんな感じでしたか?」との質問に対して、
会場から「初めて論評した時は、よくわからずに論評をしました。特に改善点を見つけるのが難しかったです」との発言がありました。
次に、NNさんの「スピーチに何故『リーダーシップ』が必要だと思いますか?」との問い掛けに対し
「TMには教える人がいないので、リーダーシップが必要だと思います」
「論評は部下の指導と同じで、リーダーシップが必要だと思います」との発言がありました。
NNさんから「他人のことを自分のことのように捉えることが、スピーチとリーダーシップの共通点であり、リーダーシップの入り口が論評です」との解説があり、論評をする上でのポイントや論評の仕方について、説明がされました。
【論評をする上でのポイント】
・「論評には型がある」と思う人もいようが、自由な論評をやって頂きたい。
・思ったことは言ってしまって問題ない。
・できていなくても、やってみる。
・論評をすることは、スピーカーのためであると同時に、自分のためにもなる。
・論評は、スピーチの一種であり、テーマが「スピーカーのため」だと考えらえる。
【論評の仕方】
・過去に自分がもらったフィードバックを、スピーカーと照らし合わして、評価する。
・自分が苦手だと思う観点で、スピーカーを観察する。
過去3回のスピーチで受け取ったフィードバックから「良かった点」「改善点」「スピーチで苦手な部分」を各自でシートに記入した後、RIさんのスピーチが始まりました。
タイトルは「ここ掘れワンワン」
内容は
・犬好きだったが、猫を飼うことになった。猫は頭が悪いと思っていたが、以下3点からその考えがひっくり返された。
- 言葉の理解は、犬より落ちるが、特定の言葉への反応は大きい。
- 共感力が高い。
- 嗅覚が鋭い。
以下の論評例が紹介されました。
自分は「身振り手振りが少ない」と言われるので、その点で見たとき、RIさんは「眉毛が上下する」点が素晴らしい、各ポイントで行う「ボディーランゲージ」も優れているが、通常の場合「手がだらんとしている」ので、その点を改善すると、更に良くなるのではないか。
休憩を挟んで、HAさんによる「テーブルトピックス」。9月の記念日にちなんだお題で、9名がスピーチを行いました。
トピックス1.「クラシック音楽の日」WSさん
毎年、第九の演奏会に行っているが、同じ第九でも、指揮者の値段で演奏会のチケット代が異なる。今年もNHK交響楽団を聴きに行く予定。
トピックス2. 「宝くじの日」MSさん
「『宝くじ』が当たったら、何をしますか」の投げからから始まる。当たったお金を全部自分で使うのではなく、周りの人にも返すと、また当たる。
トピックス3. 「10円カレーの日」TKさん
10円といえば、子供の頃の駄菓子の価格で、カメルーン飴をよく買っていた。
トピックス4.「メンズバレンタインデイ」NSさん
こういう日があると、堂々とチョコレートを買え、男同士でチョコレートを食べられる。フィンランドでは、珈琲のお供にチョコを食べる習慣がある。
トピックス5.「世界観光の日」NNさん
トゥバ共和国にまた行きたい。現地の音楽を日本の松本に聴きに行く。
トピックス6.「チョロQの日」 HOさん
チョロQと言えば、コロコロコミックス。名人を連想し、名人はすごいと思った。
トピック7.「牛乳の日」 KAさん
雪印の牛乳が好きで、毎日骨太が好きだった。
トピック8.「キュウイの日」 IKさん
キュウイと言えば、コアラを思い出す。世界は異常気象で、豪州ではコアラが火事で大変。
トピック9.「宇宙の日」 TIさん
ゲームでハンドル操作の仕方を覚えるということを目の当たりにし、素晴らしいと思った。
トピック10.「草野球の日」FKさん
神宮球場の傍で、草野球をやっている人たちを見た。神宮球場周辺が開発され、その場所がなくなると、草野球をしている人々がどうなるのか気になる。
続いて、NSさんによる「論評の部」では、ワークショップを行ったNNさんへのフィードバックが全員からなされました。
【主なフィードバック】
・「自分のことを棚に上げていい」と言われ、安心した。
・「資料」を用意して頂き、大変参考になった。
・講義の後に、論評を実践でき、勉強になった。
・マインドを駆り立てるような、独自性、新規性があるワークショップだった。
・論評をする際の気持ちが楽になった。
・初心者だけでなく、論評が苦手な人等にも役立つワークショップだと思う。
【フィードバックを受けてのNNさんの感想】
・論評が初めての人をワークショップの対象としたため、今回対象者がいなかったが、「論評が苦手な人」を対象にする等、今後もこのワークショップをやってみようと思う。
続いて、各役割からの報告があり、印象に残った言葉として、
「更生に残る記事」「自分のことは棚に上げる」「他人のことを人のこととして捉える」「リーダーシップはずうずうしさも大切」等があげられました。
今回の表彰では、ベストテーブル賞は、MSさん
写真撮影をもって、第312回例会も閉会となりました。
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